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  加羽沢美濃オリジナル作品集(タイトル未定)レコーディング・レポート
   
  2001年4月25〜26日(前半) 日本コロムビア・第1スタジオ
   
  作曲家&ピアニストである加羽沢美濃さんの、オリジナル曲を集めたアルバムの録音です。
彼女は、1997年のデビュー以来、既に10枚を越えるアルバムを出して来ましたが、ポップスのカヴァーのアルバムも多く、オリジナルの曲を集めたものとしては4枚目です。
今回のコンセプトは、今までのイメージ的なものとはちょっと違い、第一線のクラシックの演奏家のために、新しい純音楽作品を提供するというもので、演奏家も、ヴァイオリンの加藤知子さん、ギターの福田進一さん、チェロの古川展生さんを始めとして、各楽器のトップの奏者ばかり。その中で、ヴァイオリンとチェロの録音をまず行いました。
   
  場所はお馴染みのコロムビアのスタジオ。
  加藤知子さんは、昨年リリースした、バッハの無伴奏ヴァイオリンのアルバムがレコード芸術誌の読者投票でも上位に入るなど、大変好評でした。彼女の最大の魅力は、何と言ってもその深い音色。加羽沢さんも、その音色に触発されて、奥行きのある作品を書き上げました。
  ピアノの調律は、いつもホール録音では、自前の素晴らしいピアノを運んでくれる、高木裕さん。
  エンジニアの塩澤君が、マイク・セッテイング。ホール録音だった加藤さんのバッハの録音も彼がミキサーを務めているので、加藤さんの音の魅力を、スタジオでもうまく捉えてくれました。
  今回、ヴァイオリンは3曲。無伴奏1曲とピアノとのデュオが2曲。音を紹介できないのが残念です。
  プレイバックを聴きながら、ディスカッション。みんなのアイデアで、どんどん作品の表情が変わって行くのが、新曲を録音する醍醐味です。
  2日目は、チェロの古川展生さん。ピアノとのデュオで2曲録音しました。短調と長調で対照的な2曲ですが、どちらも彼ののびやかな音色とストレートな音楽性を生かしたメロディックな作品でした。
  彼は、加羽沢さんの作品は既に何度か弾いているので息もぴったり。
   
  とりあえず、今回のセッションで3分の1ほどを録り終えました。
後は、ギター、ハープ、ピアノなどを録る予定です。
発売は、最終的に決めていませんが、この秋から冬にかけての予定です。
加羽沢さんの作曲家としての魅力が存分に味わえるアルバムになると思いますので、是非ご期待ください。