Sponsored Link
   
  デュオ・プリマ「カスタ・ディーヴァ〜清らかな女神」録音レポート
   
  2002年3月5〜8日 秩父ミュ−ズパ−ク音楽堂
   
  デュオ・プリマは、6月にCDデビューするヴァイオリン・デュオです。
礒絵里子さんと神谷未穂さんは、国際コンクールでの受賞暦もあり、それぞれがリサイタルやオーケストラとの共演を行っている、ソリストとしても注目のヴァイオリニストですが、いとこ同志ということもあり、幼いころからデュオでの演奏もしていました。昨年、留学からの帰国を機に、常設のデュオとして本格的な活動を開始し、その頃私もふたりの演奏を聴く機会があって、その面白さに魅かれました。ヴァイオリン・デュオは、ありそうで意外にないのですが、ソリスト同志はなかなか難しいんでしょう。その点二人は、いとこ同志のためか、絶妙のコンビネーション。実力ある2人のデュオは、ソロとも室内楽とも違う、いろいろなアイデアがあって、ヴァイオリンの素晴らしさを満喫できます。私も、恥ずかしながら、ヴァイオリン・デュオがこんなに面白いとは、実際に聴くまで知りませんでした。
   
    秩父ミュ−ズパ−ク音楽堂の外観。
    同じくホール内。約700席の良く響くホールです。
    初日はギター福田進一さんとの1曲から。まず譜面を見ながらの打ち合わせ。
    音チェックを兼ねてリハーサル。
    左が礒さん、右が神谷さん。
    録音したのは、ファリャの「火祭りの踊り」。5月26日には、3人の共演のコンサートもありますので、お楽しみに。
    次は、2人だけで2曲。「トルコ行進曲」と「日曜はダメよ」。「日曜はダメよ」はピッチカートのみのユニークな編曲です。
    2日目は、ピアノと一緒のものを。ピアノを運んで調整してくれるのは、いつもお馴染み、タカギクラヴィアの高木裕さん。
    ミキサーもお馴染み塩澤くん。今回は太く暖かい音が狙いなのですが、どちらかというと透明感のある秩父の響きにちょっと苦労しました。
    礒さんは、昨年ベルギーでの留学を終えて帰国。リサイタルやコンチェルトでも活躍しています。2月には日本フィルハーモニーとシベリウスの協奏曲を共演し、素晴らしい演奏でした。
    神谷さんは、ハノーファーでの留学生活を終え、現在はパリで引き続き勉強をしながら演奏活動も行っています。彼女の演奏は、97年に行われた東京文化会館でのリサイタルで聴いていて、力があることは知っていたのですが、更に音がふくよかになって、魅力が倍増。
    ピアノは、プリムローズマジックというピアノ・デュオでも活躍している石岡久乃さん。ダイナミックで華やかなピアノは、今回のアルバムの雰囲気にぴったりでした。
    曲によって、1stと2ndが入れ替わります。この「魅惑のワルツ」は、神谷さんが1st。といっても、どの曲も2人が対等に活躍するんですが。
    この日のお昼は、秩父に行くと必ず一度は行く「マジョラム」というカレー屋さん。
    さて3日目。2人が所属する事務所アルテ・エスペランサの油井さん(右)と五月女さん。ソロとしては、礒さんはIVS音楽出版、神谷さんはミリオンコンサート協会に所属していますが、デュオ・プリマとしては、アルテ・エスペランサがマネジメントしています。
    またまたお昼。秩父は蕎麦がおいしいので、今日は蕎麦やへ。
    この日の午後は、ハープの朝川朋之さんとのセッション。
    ハープと2曲、そして朝川さんが編曲した「煙が目にしみる」は、自らピアノを弾き、3曲を収録。
    この日は、差し入れのワインを開け、すっかりいい気分。
    最終日は、プロモーション用のビデオ収録。石岡さんがメークまで手伝ってくれました。
    ステージ衣装で2曲収録。
    全て終了です。
   
  クラシックの定番から映画音楽、書き下ろしの新曲まで、音楽の楽しさをたっぷり味わえるアルバムです。6月21日の発売を是非御期待ください。

収録曲目は
カスタ・ディーヴァ(清らかな女神)〜歌劇「ノルマ」より/ホフマンの舟歌/トルコ行進曲/シモネッティのマドリガル/チャールダーシュ/火祭りの踊り/男と女 〜 ある愛の詩 〜 白い恋人たち(フランシス・レイ・メドレー)/愛情物語(ショパンのノクターン)/魅惑のワルツ//日曜はだめよ/煙が目にしみる/モンテカルロの一夜/主よ御許に近づかん(映画「タイタニック」より)/ミラージュ(千住明:書き下ろし新曲)